面接の際にお話をさせていただく中で、まず柔らかい社風という印象を受けました。入社後も実際に仕事をしていく中で、自分から意見を言っても否定されることがなく、風通しのよい職場だと感じました。また、冗談を交えながら会話できるような、非常に雰囲気のよい社風だと思います。

もちろん他の会社の面接も受けましたが、学生時代の研究について話しても、エントリーシートに書いた内容をなぞる程度で「そうなんだね」と軽く流されてしまう企業もありました。

一方で、RAMXEEDの方々は、実験内容について深く掘り下げてくれたり、「もっとこうしたら良くなるかもしれないね」と具体的なアドバイスをしてくれたりと、研究に対する熱意や関心の高さを感じました。そんな一面から、この会社に入社すれば、自分自身も実験を通じて成長できるのではないかと感じました。

私の場合は、大学時代の経験や研究内容を活かしたいという思いがありました。大学時代は成膜や、成膜した薄膜を加工するような実験を行っていました。RAMXEEDでは、入社後の業務としても同じような内容が求められると知り、大学時代の経験を活かして活躍できるのではないかと考え、この会社を選びました。

現在は、強誘電体フィルムに使用される強誘電体材料の開発を主な業務として担当しています。

自分たちの知識だけでなく、外部の情報を取り入れることもとても重要だと考えています。そのため、国内の学会はもちろん、海外の学会にも参加し、知識を深める機会を積極的に持つようにしています。

これまでに、会社の上司や同僚とともにアメリカの学会に参加したことがあり、2024年5月には1人で韓国の学会にも参加してきました。

会津若松には拠点が2つありますが、先輩や後輩と一緒になった際には、よく一緒にお昼ご飯を食べに行きます。そこで雑談をしたり、仕事について話したりすることで、自然とコミュニケーションを深めることができると感じています。

先ほどお話ししたように、現在は強誘電体材料の開発に携わっており、まずはその分野のスペシャリストを目指したいと考えています。将来的には、会社で新たな製品を開発・立ち上げる際に、自分の持つ材料の知識を活かし、「こういった製品が作れるのではないか」と提案できるようなエンジニアになっていきたいと考えております。

部署内にはさまざまなタイプの人がいるので、一概には言えませんが、意見を求められた際に、たとえ間違っていても自分の考えをしっかり伝えられる人がよいのではないかと思います。

会津若松の職場は、比較的意見を言いやすい環境だと評価されていますし、実際に私自身も自由に発言しています。それに対して、周りもきちんと耳を傾けてくれる雰囲気があります。自分の意見を言ったときには、「それもあるかもね」という共感が得られることもあれば、「それは違うんじゃないか」と議論が白熱することもあります。

私自身、業務を進める中で分からないことや相談したいことが出てくることが多々あります。そういったときに、正解・不正解に関係なく、自分の意見をしっかり伝えてくれる人がいると、自分自身の新たな気づきにもつながります。そうした意見を交わせる人と、一緒に仕事をしていきたいと考えています。

特に学生の方は、就職活動を通じてさまざまな企業の方の話を聞く機会があるかと思います。このような経験は、学生のうちにしかできない貴重なものです。ですので、ぜひ弊社だけでなく、さまざまな企業の話を聞き、その上で「ここが良い」と思った企業に入社していただければと思います。もちろん、弊社を選んでいただけたら嬉しいですが、どの企業を選ぶにしても、たくさんの経験を積み、じっくり考えて決めてもらえればと思います。

また、私自身も大学時代に取り組んできたことを活かしたいと考えていたので、就職活動の際は、その経験が活かせる仕事内容かどうかを重視し、企業の話を聞くようにしていました。