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INTERVIEW 社員インタビュー

「若手層を成長させよう」 という雰囲気をすごく実感。

N.Sプロセス
エンジニア

入社年 2022年
出身学部 理学部 生物学科
勤務地 会津若松
大学で専攻されていた内容と、入社後のお仕事内容について教えてください。

私は大学で、生殖生物学を専攻しておりまして、全く半導体とは異なる分野で研究をしておりました。

現在は、Ferroキャパシタの成膜から評価まで担当しており、よりよいFeRAMのキャパシタ材料の開発を行っています。

大学の時の分野とは全く違うものを行っています。電気系の知識はからっきしで、入社してから強誘電体と半導体を一から学ぶのが大変でした。本当に不安なことが多かったんですけど、入社後の1、2週間程度の教育の中でいろいろ教わり、業務の基本的な部分を学びました。今でも評価を進めていく中で、知識が足りないと感じることがありますが、入社当時の教育資料をお守りにしています。また、ベテラン社員の方に詳しく教えていただいています。
また、学会などにも積極的に参加させていただいており、論文なども通して、私たちの使っているPZT(*注1)に関わる分野やそれ以外の分野を学んで、基礎的な知識も増えてきました。

*注1:チタン酸ジルコン酸鉛(lead zirconate titanate)の略称、RAMXEEDのFeRAMで採用している強誘電体材料。

選考を経て、RAMXEEDを選んだ理由を教えてください。

私は大学で基礎研究の方をしておりました。基礎研究の場合、直接的には人の役に立ちにくい分野でしたが、仕事を選ぶ上で、人の役に立つものがよいと思いまして。様々な企業を見ている中で、メモリを扱う当社の事業に「人の進歩」「未来の進歩」を感じ、関連する分野を学んでみたいと思ったことがきっかけです。

出身が東北なので東北で勤務がしたいと思って、メモリ以外の業界も見ていたのですが、ご縁があってRAMXEEDに決まりました。

選考中に面接で印象に残っていることや入社を決めた理由を教えてください。

他社と比べて、とても穏やかな雰囲気で面接を受けることができました。ベテランの社員さんと会話させていただいたのですが、面接前の雑談などで穏やかに声をかけてくださり、緊張がほどけました。

コロナ禍でテレワークで面接でしたが、背景に映っていた趣味全開の本棚の漫画を見て突っ込んでくださるなど、雑談も交えてくださって、私を知ろうとしてくださっている印象をすごく感じました。まったく圧迫感はなくて笑顔のある面接で、私としても素に近いような状態で話すことができたことを鮮明に覚えております。

入社後のイメージはいかがでしたか?

新卒だったので、やっぱり会社というものに対して「ちょっと厳しいイメージ」があり、面接では穏やかにしてるけど「入ったら厳しいんだろうな」と覚悟していました。
でも実際入社してみると、皆さんが穏やかな方ばかりで、昼休みなどに雑談してくれる方も多くて。そういう和気あいあいとした雰囲気っていうのは、面接前後で、むしろいい方向にギャップはあったかなという風に思っています。

会津若松の事業所のイメージはいかがですか?

駅前にあるメインオフィスと、工場の近くにあるオフィスと二拠点あるのですが、どちらもフリーアドレスなので、その日その日で隣になる方が違っていて、同じ会津若松でも、グループの方とお話する機会に恵まれています。横浜と比べると出社率が比較的高いので、本当にいろんな方とお話しています。

あとは、会津勤務なので、結構会津出身者とか東北出身者の方が多いのかと思っていたのですが、思いのほか、東北出身の方も少なめで、閉鎖的な雰囲気はまったく感じません。

先輩、同期、後輩、それぞれどんな方が多いですか?

先輩は、皆さん本当に穏やかな方が多く、優しかったり、面白かったり。でもお仕事をやるときは本当にやっぱり何年もやってきている方が多いので、正直。憧れの存在ですね。いつかあんな風になりたいなと感じる方が多いです。

同期は、すごく穏やかな人で趣味の話もありますし、お互いに応援しあって、頑張ろうねって言い合えるような仲になってます。

後輩は新横浜の方にいるんですが、すごく実直で真面目な方々で、後輩の頑張っている姿を見て、自分も頑張らなきゃって日々思います。

会津若松は女性社員が少ないそうですが、いかがですか?

正直、こんなに男性が多いんだってびっくりした部分はありましたが、男性の方々も結構気を使ってくださって、本当に優しく接してくださいます。自分が女性だから困るっていうことはあんまりないですね。

女性は少なめなんですが、だからこそ少人数で団結して、昼休みに集まってちょっと喋ったりとか。女性同士、お仕事では接する機会が少ないのですが、すごくいい距離感だと自分は思っております。

会社のよいと感じるところ、悪いと感じるところ を教えてください。

「若手層を成長させようという雰囲気」を私はすごく実感していて、そういう点はとてもよいところだと感じています。いろんな学会など、すぐ「行きなさい」って言って挑戦させていただけます。また、「何かやりたい」と言ったら「何でも」と言っていいくらいやらせてもらえる環境です。私も今、グループと直接は関係ないような評価も担当させてもらっており、「若手層を成長させよう」という空気感をすごくいいなと感じています。

悪いと感じているところをあげるなら、「20代、30代前半と50代が多く、中年層が少ない」っていう実情があるんですね。ただ、中間層がいないから、20代から50代と話しにくいのかというと、そういうわけではまったくなくて、けっこう気軽に話せる環境ではあります。
少し大変な事は、50代の方が20代にいっぱい成長してほしいって言って、いろんなことをさせてくださるので、どうしても覚えることが多くてフルアップしてしまい、大変だと感じることは時々あります。ただ、残業が増えるわけではなく、本当に自分のやれることが増えていく実感を持っているので、私は一概に悪いこととは思っていなくて。それも自分にとっては結果的にいいことだなと思っています。

環境を活かして、どんなチャレンジされていますか?

この間弊社で論文を出したんですけど、掲載月の掲載月の論文雑誌表紙のデザイン案を募集していて、それに「挑戦してみたら?」と言っていただいて。私も全然デザインとかはやってないんですが、皆さんにご協力してもらいながら作ってみて、結果的にその雑誌の表紙に選んでいただけました。すごくいい経験になりましたし、結構楽しくて、「できないと思っていることも案外できるんだな」というマインドを持てたことが最近の学びでした。

1日のスケジュール例
(フレックス勤務)

8:30
始業、メール確認
9:00
測定
10:30
データまとめなど
11:45
昼食
12:45
昼礼
13:00
打ち合わせ
14:00
測定
16:00
データまとめなど
17:30
退社